わが家の納戸には、年代物の古いピアノ椅子がありました。教室には、新しく買ったピアノ椅子が数台あるので出す必要が無く、又座面が破れて傷みが酷く、でも昔の思い出がある物なので処分する気になれず、ずっとしまい込んだままでした。DIY関連の動画を見ていたら、たまたまピアノ椅子を張替ている動画が出てきました。それを見て、私も挑戦してみようかな？と思いました。タッカーなら持っているし。座面の高さを変えられる椅子は、ピアノのお稽古だけでなく生活の中であると便利です。埃をかぶった椅子を取り出し、ひっくり返してみました。なんとネジがマイナスネジでした。でもネジ山が潰れて回せないという事が無く、すんなりと座面を外すことができました。
そしてびっしりと打たれている4ミリ程の小さい釘に、クラクラしながらも一つ一つ抜いていきました。
ようやく全て抜き終わり布地が外れると、中のウレタンは性が抜けていてポロポロと崩れ落ちました。ちょうど家にあったウレタンシートの残りを使い、布地は手芸屋さんで買いました。そして、板を包みタッカーでパンパン打っていきました。なんとか留め終わり、これを椅子に付け戻しました。
塗装の剥がれが気になり、水性塗料ですが塗りました。そして、外した時と反対の順番で組み立てていき、ついに完成！
ちょっとウレタンが厚めで、プロの仕上がりには程遠いですが、なんとか使えるレベルにはなったかと思います。自室で使いたいと思います。
