急に秋らしくなってきました。今年もあと二ヶ月とちょっとになりました。はやいですね。今年は、コロナ禍で色んな事が大きく変化しました。
先日平日の夕方、フルサイズの「手工芸バイオリン」試奏会を行いました。今までは、生徒様と私が名古屋の職人さんのところへ伺っていました。しかし、コロナ禍の今はとても不安ですね。そこで職人さんと相談した結果、教室へ楽器を送ってもらい試奏することが出来るようになりました。
予算価格にもよると思いますが、今回は5挺送って頂けました。通い慣れた教室で、感染のリスクもほぼなく、リラックスして試奏ができたと思います。名古屋まで行くとなると週末をほぼ一日使いましたが、教室での試奏は所要時間が大幅に短縮できました。ケースは実物を見てから決められませんが、今はネットで画像が見られるので大丈夫と思いました。
一般的に「高いバイオリンを買っても腕がなければ無駄」と考えがちですが、良い楽器を使って弾いていると技術が育って来ます。道具は、とても大切です。職人さんによる一挺一挺手作業の手工芸バイオリンは、音色の良さは勿論ですが、手や体にしっくりと馴染みとても弾き易いです。
新しいバイオリンが、生涯の友となる事でしょう。
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