楽器の数え方

2020年7月13日

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ウサギは1羽2羽、イカは1杯2杯、お箸は1膳2膳、うどんは1玉2玉、 靴は1足2足、世の中にはいろいろな数え方がありますね。

ここで問題:バイオリンは、どう数えるのでしょう? 1個?  1本?  正解は【挺】(ちょう)です。な~んと拳銃と同じ数え方です。ヴィオラ・チェロ・胡弓や二胡も「挺」。昔から日本にある弦楽器と言えば、琴に琵琶に三味線ですが、琴や琵琶は「面」、三味線は 「棹または挺」です。ちなみに、挺で数えるのはバイオリンの楽器自体を指す場合で、オーケストラやアンサンブルなどで、パートとしてのバイオリンの数(人数)を指す場合は「本」で数えます。「挺」と数える楽器以外の物は、拳銃・アイロン・槍・ろうそく・斧(おの)・駕籠(かご)・鎌(かま)・墨(すみ)・かみそり・かんな・そろばん・はさみ・神輿(みこし)などです。

他の楽器は、どうでしょう。木管楽器・金管楽器は「本」、笙笛・尺八は「管」、弦楽器のコントラバスは「台」、ギターは「本」、ティンパニーは「台」、タンバリンは「個」、ハープ・ピアノ・ピアニカ・アコーディオンは「台」です。たかが数え方、されど数え方、なかなか面白いですね。

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