Leier ライアー

2016年4月10日

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ライアー

桜の花が咲きほこる中、静岡県浜松市にある株式会社 三創楽器製作所の工房にお邪魔して、ライアーの試奏をさせて頂きました。
主にチェンバロや大正琴を製作されているこちらの会社ですが、平成25年からライアーの製作も始められました。
平成26年に静岡県優秀技能者功労表彰を受賞され、浜松ものづくりマイスターに認定された工房長の岩上勝さんのお話しをお聞きしながらいろいろなライアーを見せて頂きました。

ライアーは1926年にドイツの思想家ルドルフ・シュタイナーの弟子である彫刻家ローター・ゲルトナーと音楽家エドモンド・プラハトが作り上げた楽器で、音楽療法に使われる癒しの楽器です。
日本では映画「千と千尋の神隠し」のエンディングテーマに使われたことで有名になりました。
子育て真っ最中だった当時、テレビで木村弓さんがうたいながら爪弾くライアーを見て、(いつか私も弾いてみたい)と思ったものです。

わらべうたを学ぶうちに、シュタイナーを知り、再びライアーが気になりはじめました。
こちらのライアーは、求め安さ・弾きやすさ・形状にこだわって作っていらっしゃるとのことで、膝にのせても軽く日本人女性の手に合っていると感じました。
優しく繊細な響きは大変心地良く、素敵な一日となりました。

 

 

 

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