バロックバイオリン

2018年8月25日

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写真左:モダンバイオリン
写真右:バロックバイオリン

バッハ、ヘンデル、ヴィヴァルディなどの時代(バロック)のバイオリンは、今と違っていました。革命によって貴族社会が終わり音楽が市民のものになると、コンサート会場が宮殿から多くの人々が入ることの出来るホールに移り、より大きな音が求められるようになり改造されて今の形となりました。

バロックバイオリンの特徴は、
・ネックがやや太い
・指板が短く表板に対する角度も緩やか
・駒が低くカーブがなだらか
・顎当てがない
・弓がアーチで短い
・ガット弦(羊の腸を乾燥させたもの)・・・etc

色々違いますから、当然奏法も全くと言ってよい程違います。顎当てが無いのですから、あごではさまず軽く肩に乗せて弾きます。華やかさはありませんが、優しく軽やで温かみのある音色がします。

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